もしも、あなたの愛犬が亡くなってしまったら
犬だけに限らず、ペットを飼っている人なら絶対に迎えるのが別れです。
寿命や死因など別れの理由は様々あります。
それでもあなたの愛犬が、あなたに飼ってもらって良かったと思えるようにするのが
私たち動物や生き物を飼う、飼い主の責任です。
うちの子は若いし元気だから、とお考えの方がほとんどだと思います。
けれど「愛犬のもしも」は、愛犬が元気な今だからこそ考えるべきです。
「亡くなる」ということは現実から目を背けたくなるでしょう。
しかし、前を向いて最後までしっかり責任を果たしましょう。
犬の死について
犬は犬種にもよりますが、まず10年そこそこしか生きられません。
その命を飼い主は預かることになります。まずは、その重大さを感じましょう。
そして亡くなったワンちゃんは虹の橋を渡り、死んでしまったペットたちが集う楽園に行くと言われています。
そこに行くためには飼い主がしっかりと現実を受け止めて、最後まで見送ってあげることが条件です。
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虹の橋でまた会えるという神話もあります。
きっとあなたのワンちゃんも、また会えることを楽しみにしているはずです。
死を迎えた際に
どのような形で死を迎えるかは様々です。
それでも、どんなに辛くても直ぐに行動しなくてはならないことがあります。
一言でいうと供養。そして埋葬です。
私も犬を二度亡くしていますが、その時のことはあまり覚えていません。
とにかく動くしかないのです。
いつまでも一緒に居たいと思い、放置していたらそれは悪いことになります。
当たり前のことですが、時には辛くなってしまうのが人間なのです。
手順について
いざという時、辛い気持ちの中で「これからどうすればいいんだろう?」なんて思わないよう、
愛犬のためにも学んでおきましょう。
看取った後に
とても辛い気持ちでいっぱいになっていることでしょう。
しかし時間は待ってはくれません。
死後の硬直は思っている以上に早いです。
そのため亡くなった際には両足を優しく折り曲げて、ひとまず段ボールなどに入れましょう。
足は自由に伸ばしてあげたいと思うかもしれませんが、
折り曲げてあげないと、棺に入れる際に非常に悩ましいことになります。
遺体の清め
毛並みや尻尾を整え、布などで優しく体を拭いてあげます。
口や肛門から汚物が出てくることもありますが、これも拭き取ってあげましょう。
人間にも起こる自然現象です。綺麗な体で出発できるようにしてあげましょう。
安置の方法と注意点
段ボールなどのケースにはタオルや毛布を敷きましょう。
これは液体の防止や臭い防止になりますし、ワンちゃんへの優しさにもなります。
大好きな毛布やクッションなど、少しでも柔らかいところで過ごさせてあげましょう。
夏場は特に注意が必要で、葬儀まで数日間あく場合はエアコンやドライアイスを完備しましょう。
最期の時
ワンちゃんが愛用していたお皿に好物と水を入れて、おもちゃや写真などを一緒に飾りましょう。
愛犬が飼い主と過ごした思い出の時間を振り返ります。
水は可能な限り新鮮なものに交換しましょう。
ワンちゃんの葬儀は、あなたが愛犬にしてあげられる最後のお世話です。
動物には葬儀の形式はありません。
愛情をたっぷり注ぎ、最後まで見届けてあげましょう。
最後に
生きている限り、死は絶対に迎えるのです。
それが耐えられずに動物を飼えない人が多いのもまた事実です。
最期の時まであなたのそばに居られるだけで、ワンちゃんは幸せなのです。
生き物を飼うことの難しさ、大切さ、それはいくつになっても同じです。
絶対に責任は持ちましょう。飼い主に課せられた義務です!
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