
犬種の10のグループ分けとは?その1
ベルギーに本部を置く国際的な愛犬団体であるFCI。
FCIでは各犬種をその生存目的や形態・用途によって10のグループに分類しています。
犬種のグループ分けは国や愛犬団体によって様々ですが、
FCIに加盟している日本のJKC(ジャパンケンネルクラブ)も、
登録された194犬種で、FCIと同じグループ分けの基準が採用されています。
10のグループ分けは以下の通りです。
第2グループ:使役犬
第3グループ:テリア
第4グループ:ダックスフンド
第5グループ:スピッツ・プリミティブ
第6グループ:嗅覚ハウンド
第7グループ:ポインター・セター
第8グループ:その他の鳥猟犬
第9グループ:愛玩犬
第10グループ:視覚ハウンド
今回はこの中から、第1グループについて調べてみました!
牧羊犬とは?
牧羊犬(ぼくようけん)あるいは牧畜犬(ぼくちくけん)は、牧場で放牧している家畜(主に羊)の群れの誘導や見張り、人間による盗難やオオカミなどの捕食動物から守るように訓練された作業犬(ワーキングドッグ)である。
牧場といえば羊、羊といえば牧羊犬!
…なんてのは筆者の安直な連想ですが、ただ可愛いだけでなく、
牧場で働く人たちにとって、牧羊犬はとても大事なお仕事をしているんです!
第1グループ?
このグループに属する犬たちは、非常に賢く、かつ飼い主に忠実です。
飼い主の命令だけでなく自分でも判断をし、両者のバランスをきちんととって、仕事を進めることができます。
人が飼育している牛や羊といった家畜を移動させる能力に優れています。
その方法は犬種によって異なり、吠えたり、強い目つきで睨み付けたりと様々です。
また移動させるだけではなく、一箇所に集めたり、小屋へ追い立てたりと
複雑な仕事もこなす、賢いワンコです。
どんな犬種がいるの?
ボーダーコリーやコーギーなど、非常に活発な犬種がこのグループに属しています。
「シェットランド・シープドッグ」のように、名前に「シープドッグ」という単語が含まれている犬種は、このグループになります。
また、日本では警察犬として有名なシェパードも実はこのグループです。
犬種名である「シェパード」とは、「羊飼いの犬」と言う意味なのです!
まとめ
第1グループの牧羊犬とは、家畜を移動させたり外敵から守ってくれたりと頼もしいワンコたちです。
とても賢く活発で、人間の生活を助けてくれています。
「犬種の10のグループ分けとは?その1」でした!
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