世界初!犬の知能検査方法を開発!?
「うちのワンコって賢いのかな?」
飼い主さんなら、一度はそう考えたことがあるのではないでしょうか?
人間のIQテストは一時期、TV番組などでも流行ったりしましたが、
犬のIQはどうやって測るのでしょうか?
そんな疑問を解決するため!
スコットランドのエジンバラ大学と、
英ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)の共同チームが、
犬の知能を計測することができるIQテストを考案しました。
そもそもIQってなに?
IQとは、知能検査の結果を表す数値である。「生活年齢と精神(知能)年齢の比」を基準とした「従来の知能検査」と、「同年齢集団内での位置」を基準とした「知能検査」の2種類があるが、従来の知能検査はあまり使われなくなりつつある。また、検査によってはより細かい「言語性知能検査」と「動作性知能検査」も決定する。知能指数表示の場合は、中央値は100、標準偏差はWechsler系検査では15、田中Binet系では16である。
知能検査は、高いほど知能が高いことを、低いほど知能が低いことをあらわす。従来の知能指数は「精神年齢 ÷ 生活年齢 × 100」の式で算出される。知能指数は100に近いほど出現率が高い(人数が多い)。50–70は軽度知的障害、35–50は中度知的障害、20–35は重度知的障害とされるが、40未満を測れない検査も多い。
つまり、知能が高いほど大きな数字になる、
頭の良さを表す一つの指標です。
TV番組などで高いIQの問題が解けると、なんだか嬉しくなっちゃいますよね!
犬のIQテスト方法
対象となるのはウェールズの農場で飼われている68頭のボーダーコリー。
順番に3つのテストを受けさせ、それぞれの結果を集計しました。
洞察力テスト
「短い」「長い」「V字型」「迷路型」の4種類の透明な壁を用意し、
スタート地点から、壁の向こう側にあるおやつにたどり着くまでの時間を測定します。
理解力テスト
2つの皿を置き、片方の皿だけ指をさします。
犬が指差された皿に興味を示すまでの時間を測定します。
比較力テスト
入っているおやつの量の違う、2つの皿を用意します。
量の多い方の皿を見分けて向かうことができるか、をテストします。
結果は?
「洞察力テスト」の成績が良かった犬は、他のテストの結果も良い傾向にあることが判明しました。
頭の良いワンコは他のテストも難なくクリアできたということ!
また、オスとメスで結果に差はなかったそう。
まとめ
犬の脳は人間と異なり、喫煙、飲酒や社会的背景などの要因によって影響されません。
なので実験では、科学的にもワンコそれぞれの賢さそのものの結果が提供できているとのこと。
そのため、犬だけでなく人間の認知症の研究にも応用できるそうです。
おうちで全く同じテストをするのは環境的にも難しいかもしれませんが、
ワンちゃんがどのくらいのスピードで課題に挑むのか、
チャレンジしてみるのもいいかもしれませんね!
ちなみにうちのワンコはおやつを見つける前に諦めてしまい、
全然ダメでした!w
ですが少しおバカなところもまた、
ワンコの可愛いさの1つです。
出典:http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-3436561/Who-s-clever-boy-doggy-IQ-test.html
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