寒い季節は秋田でモフモフ!「犬っこまつり」
2月に入り、すっかり寒くなってきました。
そんな寒い日はワンコとくっついていると、暖かくて幸せな気持ちになれますね!
今回は秋田犬の故郷、秋田で行われている
かわいい犬のお祭り「犬っこまつり」をご紹介します!
犬っこまつりとは?
犬っこまつりは、元和の昔より、約400年もの長い間続いたといわれる湯沢地方の民俗行事です。 そのころ、白昼堂々と人家を襲う「白討(はくとう)」という大盗賊がいましたが、湯沢の殿様がこれら一味を退治し、再びこのような悪党が現れないようにと、米の粉で小さな犬っこや鶴亀を作らせ、旧小正月の晩に、これを家の入口や窓々にお供えして祈念させたのが、この犬っこまつりの始まりとされています。
2015年に開催された「犬っこまつり」では、全国から21万人もの人たちが訪れたそうです。
犬っこ神社
現在の「犬っこまつり」では、雪でできた犬っこ(2匹)とお堂っこ(神社)が立ち並びます。
これは地元の大工さんが15人係りで、1週間もかけ制作されるとの事!
そんな犬っこの雪像は子供が乗っても大丈夫な頑丈な作りになっており、雪像の上に乗って撮影をすることができます。
雪像の上にワンちゃんが乗っている姿もちらほら見かけられるそうです。
出典:hojinashi.cocolog-nifty.com
可愛い米粉の犬っこ
お祭りの始まりにお供えされていたとされる「米の粉で作られた犬っこ」は
実は会場で出会うことができます。
お土産にも喜んでもらえそうな、可愛いお菓子です。
夜はロウソクの灯りで幻想的な光景
犬っこまつりでは愛犬祈願祭や雪上よさこい踊りなどの多彩なイベントが行われます。
イベントも十分楽しみ、辺りが暗くなってくると祭りも終わり…と思いきや、まだ終わりません!
昼間とは一味違う光景が楽しめるんです!
夕暮れになると子どもたちが、門口に雪で作ったお堂っこの中に犬っこを餅や甘酒などとともにお供えして、夜が更けるまで遊び明かす風習がありました。 この日、町内の広場やまつり会場などにつくられた雪のお堂っこのろうそくに火がともり、メルヘンの世界へと誘います。
暗くなると花火が打ち上がり、犬っこ神社のお堂っこではロウソクに火が灯ります。
冬の冷たい空で見る花火、ロウソクで照らされた雪景色は幻想的で、格別なものだと言われています。
出典:plaza.rakuten.co.jp
こちらの動画では、2013年の犬っこまつりの様子を見ることができます。
開催日、アクセスは?
毎年2月の第2土曜日とその翌日に開催されており、
2016年は2月13日 (土)と14日(日)です。
◆電車でお越しの方
JR湯沢駅から徒歩約500m
◆車でお越しの方
湯沢横手道路湯沢ICから国道398・13号経由で約5分
※駐車場は無料で約500台分あるそうです。
また、犬っこまつりの期間中は「犬っこ号」という無料シャトルバスも運行されています。
湯沢市への詳しいアクセス方法はこちらから
まとめ
湯沢市は駅周辺の商店街にワンちゃんと一緒に入れる犬っこカフェなどもあり、ワンコ連れにも優しい街です。
幻想的な雪景色とワンコ、楽しいイベント盛りだくさんの「犬っこまつり」
ぜひ一度、愛犬と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。
お問い合わせ先
湯沢市観光物産協会(0183-73-0415)
http://www.city-yuzawa.jp/kanko01/686.html
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