米動物シェルターが銃で犬を殺処分、住民から激しい非難

[オクラホマ市 4日 ロイター]
米オクラホマ州の動物保護施設(シェルター)に保護されていた犬が、
銃で撃たれて「安楽死」させられていたことを受け、近隣住民から激しい非難の声が上がっている。

人口約4200人のブリストウ町の住民は、
同施設が過去1週間で少なくとも3匹の犬を撃って殺したとして、
銃を使った殺処分をやめさせるよう町長に求めていた。

町長は4日、施設が調査を受けている間、銃は使用されないと強調。
「犬を撃つことは一般的なことではなく、これは珍しいケースだ」と述べた。

州の法律は、動物の安楽殺処分は人道的な方法で行うと規定しているが、具体的な方法は示していない。

町長は地元メディアに対し、こうした動物を銃で撃つことは違法ではないと指摘。
犬を獣医に連れて行って安楽殺処分するか、
または自身で銃を使用するかは担当者が判断した、と述べた。
住民の女性は、銃で撃った方が「安く済む」ため、担当者がこの方法を選んだとの見方を示した。

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