うちの子ちょっと太ってる?愛犬の肥満対策

日本をはじめとした先進諸国では近年、肥満の人の増加が大きな社会問題となりつつあります。
最近ではワンちゃんでも肥満傾向な子が増えてきました。
「うちの子は少し丸いくらいが可愛いの!」
なんて聞きますが、
肥満はそれ自体が招く病気や事故など、
ワンちゃんも飼い主さんも困ったことが起こりやすいのです。

そんなわけで、今回は「ワンちゃんの肥満」について学びましょう!

肥満とは?

肥満とは身体に過剰な脂肪が蓄積した状態のことをいいます。
肥満を解消する目的は、単にかっこよく・きれいにやせるという美容上のためばかりではなく、糖尿病や動脈硬化などいわゆる生活習慣病を予防することにあります。
cite東京都病院経営本部

先日お伝えしたこの子ほどではないかもしれませんが、
あれ?うちの子ちょっとふっくらしてるかも…なんて思ったことがある方も多いはず。
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肥満の種類

肥満といっても実はタイプがあり、それぞれ解決策が異なります。

単純性肥満

体のエネルギーバランスが、「消費する」より「摂取する」ほうが多いことが原因です。
バランスよく十分な食事量を与えることは大切ですが、
その子にとって必要なカロリーをきちんと把握して食事やオヤツを与えましょう。
こちらは

  • 「食べた分だけ運動する」(摂取した分は消費する)
  • 「食べる量を少し減らす」(その子の適正量にする)
  • 上記の方法で予防することができます。

    症候性肥満

    なんらかの病気や、体の機能に問題があることが原因です。
    こちらは摂取カロリーを減らすのではなく、適切な治療を受けることが必要です。
    糖尿病や高血圧などの恐れがあり、単純性肥満が原因でなることもあります。

    「最近うちの子太ってきたかも?」と感じたら、
    はやめに獣医さんに相談して、摂取カロリーの見直しや検診を行いましょう!

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    太りやすいタイプの子っているの?

    ワンちゃんについては、もちろん個体差はありますが、ビーグル、ラブラドール種、シェットランド・シープドッグ、ダックスフンド種、バセット・ハウンド、コッカー・スパニエル種などが太りやすい傾向を持つといわれています。
    citeみんなのどうぶつ親子手帳

    また、避妊去勢をした後のどうぶつは、体内の代謝がかわる等の理由から太りやすくなる傾向にありますし、中高齢を迎えると1日に必要とするエネルギーが若いころから比べると低下します。避妊去勢後や中高齢を迎えたワンちゃんやネコちゃんに与える食事に関しては、特に注意が必要です。
    citeみんなのどうぶつ親子手帳

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    さいごに

    人間と違い、ワンちゃんは
    [voice icon=”http://morakijidog.jp/wp/wp-content/uploads/2016/05/mo.jpg” type=”l big”]最近太ってきたかも?ダイエットするから、今日からゴハン少なめにして~![/voice]

    なんて言いません!
    (むしろ、あるだけ食べてしまいます)

    ずっと健康で長く一緒にいるためにも、
    ワンちゃんの肥満は飼い主さんが気をつけてあげましょう!

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