フィラリアを学んで、愛犬を守ろう！その１

今年も5月に入り、ワンちゃんのフィラリア予防の季節がやってきました。
そういえば、毎年「フィラリア予防」をしているけれど、
「フィラリアって実はよくわからない…？」
そんな飼い主さんも多いはず。

ワンちゃんを病気から守るためには、正しい知識を学ぶことが大切です。
フィラリアを学んで、愛犬を守ろう！

フィラリアとは？

フィラリア (filaria) は、線形動物門双腺綱旋尾線虫亜綱旋尾線虫目糸状虫上科に属する動物の総称で、寄生虫の1種。フィラリアの寄生による疾患をフィラリア症 (filariasis) と呼ぶ。

フィラリア – Wikipedia

フィラリアとは、ペットの心臓と肺動脈に寄生する線虫のこと。
そのフィラリアが体内に寄生した状態をフィラリア症、または糸状虫症とも呼ばれます。

フィラリアの原因って？

すでにフィラリアに感染したワンコの血を蚊が吸うことで、蚊の体内に侵入。
蚊の体内でフィラリアは成長し、感染能力を獲得します。
その後、その蚊が別のワンコの血を吸う際に、
蚊の口元からその子の体内にフィラリアが侵入します。

フィラリアになるとどうなるの？

フィラリアが体内に入ってすぐに体調の変化が起きるわけではありません。
ワンコの体内で数ヶ月を過ごし、心臓や肺動脈へと移動し、寄生します。

また、フィラリアは感染してすぐに症状が現れないこともあります。
しかし、数年をかけてじわじわと、心臓や肺の血管を傷つけていきます。
そのため、速やかな摘出手術が必要です。
しかし症状がでた頃には、すでにフィラリアに長い間寄生されていて、
臓器へ大きいダメージを負っている可能性があるのです。

フィラリアにならないためにはどうすればいいの？

フィラリアは予防することができます。
それぞれのワンちゃんの大きさにあった予防薬を使用することで、感染することはほぼありません。

その2の記事では具体的なフィラリア予防方法について、お伝えします。
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