ペットロスにならないためにも生前にペット霊園を見学してみよう!
愛犬と過ごしている以上、考えたくはありませんが必ずもしもの時がやってきます。
著者の愛犬も2016年11月5日に虹の橋を渡っていきました。
小さ頃は、もしもがあるなんて全く思っていませんでしたが、健康だった愛犬が10歳の時に原因不明の下血と吐血が激しく生死の境を彷徨いました。
それから、もしもの時を考えるようになりました。
幸いその後、特に大きな病気もなく健康に過ごしていましたが、老化と痴呆が徐々に進行してとうとう寝たきりの要介護犬になりました。
寝たきりになってからと言うもの、15年連れ添った愛犬をどうしても一匹で逝かすのが不憫で愛犬の介護と共に愛犬と離れない時間を過ごしました。
幸い仕事がそれを許す環境だったので、出来る限り時間を過ごしました。
その時は、いつ逝ってもって覚悟もしていましたね。
覚悟をしてからは、もしもの後の事を考えたくないけど考えました。
どういったタイミングで亡くなるか、亡くなった後の火葬は?お墓は?などなど、、、
絶対的に苦しい中でやらなければならない事柄が沢山ある事実。
まず、すぐに会いに行けるように為るだけ自宅近くのペット霊園を調べました。
そして、火葬をしてくれるのか?火葬した後はどうなのか?
人間だと代々のお墓などがあるので当たり前の事ですよね。
でも、愛犬では初めて体験される方がほとんどだと思います。
だからこそ、命あるうちにそれを調べるのは酷な事です。
酷な事ですが、責任でもあります。
そして、仕事場で愛犬モモは虹の橋を渡りました。
2016年11月5日。
本来なら涼しい秋なのですが、その日は天気が良く暑いぐらいでした。
腐敗しないようにお腹と首の後ろに氷をあて、車の中で我慢してもらいました。
介護の時から懇意に相談に乗ってくれいたドッグトレーナーさんから
11月5日。
115
いい子
「最後までいい子だったんですね」とLINEを頂いたのには「ハッ」とボクの元に来てくれて15年過ごせた時間を気づかせてくれました。
職務を全うし、ようやく愛犬と自宅に着き『あ〜、もう亡くなってしまったんだ』と、、、、
介護や亡くなる心配、一匹で逝かせないとずっと思っていた張り詰めた糸が切れました。仕事も終わり、看護のことや15年一緒に居たことが走馬灯の如く数々の想い出が一気に詰め込まれ涙が溢れます。
いい大人が嗚咽を上げながら愛犬を抱き泣きました。
愛犬はそれだけ愛しい存在なのは皆さん同じだと思います。
1日でも長く居たかった。いや数時間でも、、、
虹の橋を渡った以上叶うはずが無く、ポッカリと穴が開いた感じが絶望感をもたらし何もやる気がしなくなりましたが、犬の食に携わる仕事をしていますし、亡くなった子が食が細くなってから初めた事ですからナニガナンデモ翌日の仕事を外すわけには行きませんでした。
翌日の仕込みを涙を流しながら準備をしました。
気温はそれほど暑くない季節ですが、クーラーの設定温度を1番低くしドライアイスと氷で身体を冷やし仕事に向かいます。
夜まで一人ぼっちにしてしまうことが辛くて悲しくて。
でも、さすがに現場に連れていいくわけにも行かず苦渋の決断でしたね。
土曜日曜と犬のイベントの仕事でしたので、やっとゆっくり出来たのは月曜日。
もちろん、亡くなった当日にペット霊園には連絡をしてあったのですが、後1日だけ形ある存在と一緒に居たかったので火曜日に霊園に連れていき肉体が目の前から消える本当のお別れになります。
また次回にて掲載いたします!
長文のご拝読ありがとうございます。
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